日々躓きながらも留学するBlog

アメリカ留学にまつわるetc.

留学中の医療保険について(続編)

以前に記事にしましたが、私は出国前に東京海上日動の留学用の保険に加入していました。ところが、こちらの大学に来てISSSでcheckinをしている中「保険で補償される範囲が大学が求める要件を満たしていることを保険会社自身に署名してもらい、それを提出してください」という指示を受けました。

帰宅してすぐに、代理店に問い合わせフォームでその旨を依頼したところ、しばらくして返事が来て「対応しかねます。とのことです。」とだけ返事がきました。そう言われても困るし、経緯もよく分からないので直接東京海上日動のLINEフォームに連絡。そこでの受付の方はスムーズに動いてくれましたが、後日担当の方から「対応しかねます」とだけ返答が。少し粘ってみましたが、結局は「対応しかねます」とのこと。大学が求める補償要件は満たしているようでしたが、とにかく署名はできないと。会社対応ということなのでしょう。

この時点で入国から三週間が過ぎていたので、もうISSS側も限界でした。最終的に私は大学が紹介する現地の保険に入ることになりました。それも入国日まで遡って。同時に東京海上日動の方は解約手続きに移行しました。日本国内の親戚にお願いして書類手続きをしてもらいましたが、いきなりお世話になってしまいました。

 

金額的には損失は大きくありませんでしたが、入国直後の忙しいときに時差のある日本とやりとりするのは負担でした。私がISSSから直接この書類に関する連絡を受けたのは出国二日前で、もうすでに契約を結んでいました。ただ、事前に情報を集めておき、保険会社各社に先に問い合わせておけば回避できたと思います。どうもアメリカの大学では保険に求める補償内容はどこも同じような感じらしいですが、署名まで求めるのかは大学によって違うかも知れません。ただし、ISSSで言われたのは、COVID-19のパンデミックが起こってからより厳しくなったと。

ちなみに、要求された医療保険の要件は以下の通りです。

  • Medical benefits of at least $100,000 per accident or illness.
  • Repatriation of remains in the amount of $25,000.
  • Expenses associated with the medical evacuation of the exchange visitor to his or her home country in the amount of $50,000.
  • Deductible of $250 per Injury or Sickness.
  • Period of Coverage Out of Pocket Limit of $2500 per period of coverage.
  • Underwritten by BSC Insurance Company which is rated “A-“ (Excellent) by A.M. Best Company.

 

この記事の情報がこれから留学する誰かの役に立つことを願っています。