日々躓きながらも留学するBlog

アメリカ留学にまつわるetc.

留学中の医療保険について

日本国外で医療を受けると莫大な料金が発生します。それをカバーするために海外滞在中に適用できる保険に加入する必要があります。

留学経験のある同僚に聞き回ったところ、総合して以下の二社をお勧めされました。

travel.aig.co.jp

www.tmn-hoken.jp

AIG損保東京海上日動です。内容的にそう大きくは変わらなかったので、身の回りで僅かにだけ加入者の多かった東京海上日動を選択しました。金額は1年なら26万円くらいです。

 

アメリカの多くの大学では、留学生は一定の水準を満たす任意保険に加入することが求められます。通常の死亡保険金などの他、遺体の輸送保険とか避難にかかる費用保険とかの項目があり、それぞれいくら以上の補償がなされるかの基準が定められています。アメリカの大学を何校か見てみましたが大体共通な感じです。必ず必要条件を確認してから加入するようにしましょう。

 

(2022年6月28日追記)

現地でISSS(International Student and Scholar Services)にVisiting Scholarとしてcheck-inする際に、任意保険について所定の条件を満たしているかを「保険会社自身に署名してもらう」書式を渡されました。例示されたフォーマットがあるので、それに保険会社のレターヘッドをつけて、担当者のイニシャルを記載してもらうというものでした。ところが、東京海上日動にお願いしたところ「対応しかねます」とのことで、結局ISSSに認めてもらえずに、解約して現地の大学が提示してきた保険に入り直すことになりました。

金額や補償内容は日本の保険会社と同程度ですが、

・いざというときに相手が米国の会社なので意思の疎通などが取りにくいし、日本の家族などとの連携がしにくい。

・大学が提示している保険会社なので、学内で受けられる医療関係のサポートは受けやすくなる。

など一長一短なところはあります。東京海上日動の保険内容は、大学が提示してきた補償条件は満たしていましたが、会社が署名対応してくれないとなるとどうしようもありませんでした。現地の保険も渡米当日まで遡って支払う必要があったので、約1ヶ月分重複して支払いが発生しました。渡米直後の忙しい時期に保険会社とやりとりするのも負担でした。私はISSSからこの書式の連絡を受けたのが渡米前々日だったのですでに加入済みでどうしようもありませんでしたが、これから留学を考える人は是非参考にしてください。