日々躓きながらも留学するBlog

アメリカ留学にまつわるetc.

アメリカでの車の購入

大家さんと中古車を買いに行きました。アメリカは車社会なので、ものすごい距離を走ることから走行距離10万マイルは当たり前。日本だと売却も難しいような条件でもかなりの高値で売られています。購入する方法としては、ディーラー経由、中古車販売店、個人売買などありますが、私はオンラインで検索して中古車販売店で購入することにしました。

どのような中古車が市場に出回っているか、詳しい情報が下のCars.comで検索すると良く分かります。

www.cars.com

住所かZip codeが分かれば、大体買いに行ける範囲で手に入る車が見つかるでしょう。また、その車の整備歴や事故歴はCARFAXで調べることができます。

www.carfax.com

私は日本人の留学経験者の勧めで日本車を購入することに決めていました。TOYOTARAV4あたりが乗りやすそうだし、荷物も載りそうで良さそうです。

 

渡米したばかりの人が車を買う上で問題になるのが、支払いの手段です。$10,000くらいの車を一括で買う財力があったとしても、その場で支払えなくては意味がありません。私が行った販売店では、クレジットカード払いの上限は$3,000までで、その他は現金か小切手で支払う必要があると言われました。渡米直後では、Social Security Number (SSN)が取得できておらず、銀行口座を開けないので小切手での支払いやましてローンを組むことは困難です。私の場合は、日本を出る前に販売店とメールでやりとりをして、かかる費用を予め算出してもらっていましたので、足りるように大金を持って入国しました。税関には引っかからないレベルでしたが、かなり怖かったです。もっと上手な購入方法があるのでしょうか。周りに聞いてみると、日本人コミュニティの中で直接売買をするケースが多いので、日本の銀行口座間での振替でOKというケースが多いようです。

その場で保険なども入ることになりましたが、別支払いで良かったのでクレジットカードで1年分一括で支払いました。紙で作られた仮ナンバープレートを貼り付けて、ようやく自由に使える車が手に入りました!

売店の様子

 

ラボでのセットアップ

ラボに来てから一週間が経過しました。その間何をしていたのかというと、ひたすらにセットアップ作業を行っていました。机とBenchは用意されておりましたが、一度もBenchにつくことなくひたすら机に向かっていました。

まず、ISSSのオリエンテーションミーティングを受け、実験に必要なSafety trainingをひたすら受け、確認テストを受け、Human resourceに行って手続きを行って、IDカードを申請してーなどなど。話には聞いていましたが、特定の実験をしようとすると、必ずオンライントレーニングを受けて、テストを受けて、場合によってはFollow-upトレーニングを受ける必要があるそうです。実験開始までの道のりは遠いです。

生活に必要なあれこれ

こちらにきて初めての週末です。

来週車を購入する予定ですが、ひとまず大家さんの計らいで一緒に買い物に連れて行ってくれることになりました。(しかも到着時に必要だろうからと、水やトイレットペーパーなど、生活必需品のいくつかを部屋に入れておいてくれていました!)近くのWalmart greenとTrader Joe'sというお店に行き、タオルや洗剤などの消耗品や当面の間食に困らない程度の食料品を購入しました。これまでに学会などで大都市のWalmartには行ったことがありましたが、雰囲気が若干異なっていて何でもある大きなスーパーという感じでした。Trader Joe'sは地元の食料品スーパーという感じで、多くの人で賑わっていました。新鮮そうな野菜や果物がたくさんありました!

Trader Joe's

とりあえず見て分かる調味料などやお米も買って、ひとまず一週間食べていけるようになりました!まず一安心です。ありがとうございました!

留学先ラボへ!そしてISSS check-in

アメリカ到着翌日の6月2日9:00にラボマネージャーが車で迎えに来てくれました。

わざわざ大学の主要な部分を見せてくれながら、キャンパス内をぐるりと回ってラボのある建物に入りました。到着したのは9:25くらいでしたが、ラボメンバーは誰もいない様子でした。どうにも10時くらいにならないと集まらないようです。

Postdocの方に連れられてInternational Student and Scholar Services(ISSS)にcheck-inしに行きました。パスポートとそれに貼られたJ-1 VisaやDS-2019、I-94、所定の記入用紙などを提出してスムーズにcheck-in完了・・・とはなりませんでした。

ISSSが求める要件を満たした保険の証明書が必要だと言われたのです。こんなこともあろうかと、英語版のCertificate of Insuranceを東京海上日動に発行してもらっていたので渡したところ「大学の要件に沿っているかを保険会社自身が署名して証明しなくてはならない」と言われました。

スキャンしてPDF化してあるもので構わないそうなので、代理店にこの件について依頼メールしました。出国前々日にISSSからメールが来ていましたが、直前で準備に忙しかったことと、あまりにメール本文が細かく長い規定だらけだったので完全に確認できていませんでした。皆さん、本当に気をつけてください。

アメリカに向けて出発!

2022年6月1日 出発当日

今回のフライトはJALで羽田-ダラス-ローリー・ダーラムの乗り継ぎです。

羽田を10:50発、ダラスに現地時刻で8:25着、ダラス11:00発のローリー・ダーラムには14:45着です。

ワクチン関係の書類をcheck-inカウンターで渡して、スムーズに出国手続きを終えてサクララウンジへ。国際線に乗るのは3年ぶりでしたが、COVID-19によるパンデミックの影響か様変わりしていました。食事がオーダー制になっているのには驚きました。あまり時間も無かったので、これだけはとミニカレーを食べてから搭乗しました。

ミニカレー

ダラス行きの便は、日本人よりも国外の方が多く搭乗していました。いつものJAL国際便だと現地に着くまでは日本という感じだったのですが、今回はちょっと違った雰囲気です。

 

ダラスに20分遅れの8:45に到着しました。乗り換え時間は2時間15分あったので余裕かと思っていましたが、入国できたのが10時ちょうど・・・とにかく入国審査で並びました。いつもはカウンターで渡航目的やら期間やら訊かれますが、今回はDS-2019を見られただけですぐに通してくれました。

入国に時間を要したためか、Buggage claimでは自立するキャリーバッグはすでに通路に出されていました。これをConnecting drop-offにすぐに投げ入れ、乗り継ぎ便に急ぎます。

モノレール

ダラス国際空港ではモノレールでターミナル間移動します。これがとにかく速い。カーブとかの減速も不十分なので、しっかり掴まらないと荷物を投げ出すことになります。

ローリー・ダーラム空港に到着

2時間45分のフライトで、ようやくノースカロライナに到着しました!ラボマネージャーが迎えに来てくれていましたので、そこから車でアパートまで連れて行ってくれました。大家さんが日本人でしたので、軽く歓迎で食事を用意してくれていたのがとても嬉しかったです。一通り部屋の状況を確認して、契約事項を説明された後にサインして鍵の引き渡しをしてもらいました。アメリカンなサイズで部屋もベッドも大きい!まずはゆっくり休むことにしましょう。

コロナワクチンの接種と渡航時の陰性証明書

COVID-19によるパンデミックの影響がやや緩和されてきていますが、2022年6月1日現在では米国に入国するためには以下の書類が必要です。

CDC(アメリカ疾病予防管理センター)指定の宣誓書

・CDC(アメリカ疾病予防管理センター)への情報提供書 

※ 航空会社によって異なります。私はJAL渡航しますが、JALの場合は予約確認画面で登録となっています。

・ワクチン接種完了証明書 

iPhoneのアプリでも英語版を表示可能です。ただし、私は心配だったので市の保健所に受付して英語版の紙媒体の接種証明書も取り寄せました。2週間くらいかかりました。

・出国一日前までに受けた検査の陰性証明書

※ 前日に受けるのも大変ですが、結果を受け取るのが遅れると出国できません。私の市では前日の14時までに検体を提出しないと当日中に結果がもらえないことになっています。

(2022年7月3日追記 現在はこの陰性証明書はいらないそうです。結構大変だったんですけど・・・)

 

ワクチンを打つにせよ、陰性証明書をもらうにせよ、ある程度早めに計画して予約をとらないといけません。国によっても要件が違うと思いますので、みなさん気をつけてください。

 

留学準備(住居編)

留学する大学が決定したので、次に住む場所を決める必要があります。

猛者はしばらくはホテルに泊まって、現地で探すやり方も取るそうですが、私には無理だと思いました。留学先のラボマネージャーに尋ねてみたところ、大学が提携している不動産のサイトを紹介されました。担当の方とメールでやりとりし、家賃が爆上がりということを知りました。ただし、今はコロナの影響でバスが無料になっているから、バスで遠くから通うのも良い選択肢だよと示唆されました。

大学付近(徒歩圏内の2マイルくらい)だと、$1800/月が最低ラインかと思いましたが、10マイルくらいまで範囲を広くすることで、ようやく$1100/月のアパートを見つけることが出来ました。偶然ですが、大家さんが日本人ということも後から知りました。種々の条件を確認したら即決して、すぐに手続きに入りました。アメリカだとCheck(小切手)での支払いが今も多いそうですが、今回はPaypalでの支払いとなりました。

到着当日に大家さんと予定を合わせて物件の引き渡しと、契約書へのサインをすることで話がまとまりました。家具や家電、食器類や調理道具などは備え付けだそうです。オフィスデスク的な物が欲しかったので聞いてみたところ、自前で購入するのは構わないし、期間が決まっているなら置いていっても良いよと言われました。処分に困ることもなくなったので、早めに探しに行こうかと思います。