日々躓きながらも留学するBlog

アメリカ留学にまつわるetc.

留学準備(システム編)

海外留学したいと思っていても、何が必要か分からないことだらけでした。そんな私がここまでにどう留学準備を進めてきたのかを紹介します。

2018〜2020年 留学したい旨を職場で意思表示しました。幸い、留学が推奨されている職場で、人員体制さえ整えばということでした。同時に留学候補先を探しました。国際学会で話したことのある方を中心に複数の候補を挙げ、CVを書いてまずはメールしました。1週間で半数ほど返事がきて、いずれもSkypeなどで直接話すことになりました。いきなりChatとビビりましたが、色々と知ることができて助かりました。その中で、「無給で良いならいつでも来て良いよ。時期が決まったら連絡してね。」というお返事をアメリカの某大学からいただけました。

2021年5月 所属長から「2022年度頭から留学に行かせるから準備しとけ。」とお言葉をいただきました。まだ確定ではないとのことですが、心の中では全力でガッツポーズ。7月に改めて「留学先候補と話を進めなさい。」と通達が。

2021年7月〜 留学先と改めて連絡をとって、具体的な手続きに入りました。必要だったのは以下の書類です。

・最新版のCV

・学位記(英語版)

・Financial support(職場で留学中もある程度の給与が約束されていたので、その見込み証明書類をレターヘッド付きで人事課に作成してもらいました。)

・Bank Balance(2〜300万円位あれば大丈夫と言われたので、条件を満たす口座の残高証明書(英語版)を銀行に作成してもらいました)

・English Proficiency

→英語の能力証明書が必要と連絡がありました。TOEFLを推奨しますとのこと。必要点数を聞いて焦りました。とりあえず翌週に受けてみましたが、120点満点のテストで20点以上足りない・・・!本当に焦り、慌てて試験勉強を始めました。結局必要点数を取るのに4ヶ月もかかりました。なお、手続きした時点で過去2年分の点数までしか有効ではないとのこと。留学するなら当たり前らしいですが、皆さん早めに準備を。

 

2021年9月〜 様々な財団の海外留学助成金にアプライし始めました。学内選考を要するものがありましたが、運良く希望する殆どのものにアプライできました。結果的に一件採択していただき、かなり留学の金銭的、精神的援助をいただけることになりました。

 

2021年12月 職場での人員転換について色々あり、留学開始時期が2022年6月に変更に。その代わり、元々12ヶ月の予定だったのが、14ヶ月行って良いとの大盤振る舞いを受けました。ありがたいの一言です!

 

2022年2月 留学先の大学からDS-2019というVisa申請に必要な書類と、ボスからのカバーレターが国際郵便で届きました。これでようやく正式に認めてもらったことになります。プログラム開始日は9月3日と記載されていました。これより30日前から渡米が可能で、15日後までには大学でCheck-inしないといけないそうです。

 

2022年3月 J-1 visa申請をしました。従来は米国大使館に行って面接が必要らしいですが、コロナ禍のために特定条件を満たしていれば、郵送だけで申請が可能ということでした。詳しくは

米国ビザ申請 | 交流訪問者ビザ - 日本 (日本語)

でご確認ください。現状では、2022年12月31日までの期間の措置となっていますが、延長されるかもしれませんね。

詳しい申請方法は、上のリンク先に詳しく動画付きで説明があります。とても助かりました。オンラインでの登録が先に必要で、それも1時間以上かかります。落ち着いて作業できる環境を整えて一気にやるが吉です。

J-1 visaの申請書類を整えて、大使館に郵送してからちょうど一週間でvisaが貼られたパスポートが戻ってきました。これであとは住む場所を決定し、航空券を取れば出発が可能に!

 

ということで、色々とありましたが特にEnglish Proficiencyが危なかったですね。TOEFLは毎週試験がありますが、試験会場は都市部に限られます。オンラインでギリギリまで予約可能とはいえ、一回の受験料が2万円以上するので、そう何度も受けられません。英会話の準備とは別ベクトルの対策が必要なので、どうか皆さんお早めに。